ビートルズの日本語カバーを収録したCDを集めました。
歌手 | 梓みちよ、井上宗孝とシャープ・ファイブ、伊藤きよ子&ザ・ハプニングス・フォー、尾藤イサオ、ザ・カーナビーツ、キューピッツ、クール・キャッツ、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ、ザ・スパイダーズ、スリー・ファンキーズ、東京ビートルズ、弘田三枝子、ほりまさゆきwith寺内タケシとブルー・ジーンズ、ザ・ワイルド・ワンズ |
元ネタ | The Beatles |
収録CD | From Liverpool To Tokyo |
#1 I Wanna Hold Your Hand(抱きしめたい)/スリーファンキーズ出だしが「ヘイユー オーイェイイェイ」。なんか手抜き(笑)。
声は赤いタキシード着てそうなおっさんの声だ。
おそらく有名な歌手なのだろうが、まだ不惑でもない私に60年代は分からない。余談だが、ビートルズマニアのゆさんによると、「抱きしめたい」にはインドバージョンもあるとのこと。Youtubeにあったけど削除されていた。
ちなみに、ドイツ語版"Komm, gib mir deine Hand "と"Sie liebt dich"(she loves you)は本物のビートルズが歌っている。
数年前にNHKラジオドイツ語会話でもやってた。Komm, gib mir deine hand
Sie liebt dich♥
でも、個人的には、I wanna hold your handのカバーはハッチポッチステーション(グッチ裕三)の替え歌「もりのくまさん」が最高だと思う。
歌詞が全然違う歌になってるけど。
他にPlease Please MeとDay Tripperも収録。アーティスト名は「ビールと酢」。
ビートルズマニアのYuちゃんに見せたところ、「ポール人形がちゃんと左利きなのがすごい」と言っていた。
なお、”ハッチポッチ”と言ってもうちのサイト名とは全然関係ない。ハッチポッチステーション What's Entertainment? pt3 (1:30−3:28)
#2 Please Please Me/クール・キャッツ
#3 She Loves You/キューピッツ原作は「僕は彼女のこと好きだけど、彼女はお前のことが好きなんだよ」という内容だったと思うのだが、このバージョンは歌手が女性なので、「あの子はあなたのことが好きだけど、私も実はあなたのこと好きだから私と付き合え」という風に変更されている。
歌詞はサビのshe loves you がそのままな以外は、全部日本語。
#4 Can't Buy Me Love/東京ビートルズ「愛は金じゃ買えない」という内容。要するに原曲とあまり変わらない。
ドライで、かつ昭和テイストを感じる仕上がりである。
#6 I Feel Fine/ほりまさゆきwith寺内タケシとブルー・ジーンズ原曲の歌詞を知らないので比較はできないが、このバージョンは「彼女ができてノロけたい」という心情を歌っている。
#7 Eight Days A Week/キューピッツ#3と同じく女性歌手によるカバー。やっぱり主語が「わたし」になっている。
#9 Help!/尾藤イサオ出だしが「ヘルプ!本気出せよ」
本気出してないのに助けてって何……。どうでもいいけど、この曲聞くと「英語でしゃべらナイト」思い出す。見たことないけど。
#10 Ticket To Ride/キューピッツ
サビが英語なので試聴したときは英語カバーかと思ったが、後でCD入手して聞いたらサビ以外は日本語だった。
Aメロだけやたら低く感じるんだけど、原曲もそうだっけ?
#11 You've Got to Hide Your Love Away (悲しみをぶっとばせ)/ザ・スパイダース
#13 Girl/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
#15 We Can Work It Out (恋を抱きしめよう)/ザ・スパイダースこれも#10同様冒頭のサビが英語なので騙される(?)が、日本語カバーである。2回目のサビは日本語。
なぜ”二人ならうまくやれる”が謎だったが、聞いてみて納得。
サビの前の遅くなる部分が「抱きしめて 恋を抱きしめて 逃がしはしないで」となっていたのだ。
「逃がしはしないで」は原曲と比べると文字数が減っているような気がするが、フェイドアウトしているような部分だから別にいいのか?
#21 オブラディオブラダ/ザ・カーナビーツ「太郎と花子が出会い太郎が恋をした。太郎は花子に夢中、すぐに結婚したいとさ」
芸能人のゴシップ記事みたい。
原曲もそんなんだっけか。
歌手 | 井上ケン一、イルカ、内田勘太郎、金沢明子、GARO、キャッシュ、小山ルミ、ザ・サーフ・コースターズ、ザ・スパイダース、恒松正敏、トワ・エ・モア、浜田麻理、藤田朋子、平山三紀、ザ・ピーナッツ、The Pebbles、増田俊郎、森山良子 |
元ネタ | The Beatles |
収録CD | From Liverpool To Tokyo 2 |
#2 All My Loving/小山ルミ#8 Day Tripper/小山ルミ
歌手が女だから女の歌になってる。
どうでもいいけど、このイントロ聞くとI Wanna Hold Your Handで紹介したハッチポッチステーションの替え歌「おつかいありさん」を思い出してしまう(笑)。「安全第一! 安全第一!」
#12 Yellow Submarine (イエロー・サブマリン音頭)/金沢明子前奏の途中から音頭になる。
「なんだこれ!?」とツッコミたくなるが、意外にも合うんだから不思議である。
英語のリズムだと Ye-llow-sub-ma-rineで5音節だが、日本語だとイ-エ-ロー-サ-ブ-マ-リ-ンと7音節になってしまい、なんだかきつそうに歌っている。サビの「イエローサブマリン 潜水艦」に無性に受けた。ただの直訳でだから何だよって感じだが、「せんすいかん♪」と楽しそうに歌っている。
#16 Hey Jude/小山ルミ歌手が女で「ヘイジュード泣かないで、私はそばにいるわ。歌をうたってあげる」
原曲と違うなぁ。原曲は確か離婚して別の女(オノ・ヨーコ)と結婚するのを勇気づけるんじゃなかったっけ。ビートルマニアのYuさん曰く「音楽の授業では『ヘイ・ジュード 嘆くな〜 哀しいことだけじゃないさ』とか歌ってた」とのこと。
そういやそんなのもあったような。。。実家で探してみたが捨ててしまったようだ。
TOP OF THE WORLDも日本語歌詞があった気がする。
愛の賛歌「あなたの燃える手で〜私を抱きしめて〜」はちょっと引いた。
#21 Honey Pie(ケンちゃんのハニーパイ)/井上ケン一日本語タイトルになぜか「ケンちゃん」とついてる。井上ケン一だから?
「君は何パイが好きなの?」と列挙する箇所で「マージャンパイ」と言っている。
おいおい、それ絶対違うだろ。
#22 Come Together/小山ルミこのCDの日本語歌詞は小山ルミばっかりだなあ。
でもって、彼女が歌うと必ず女性の歌になる。
この歌は「身だしなみは最低だけど彼を愛してるの。外見じゃなくて心よ」という内容。余談だが、知り合いに超ブサメンでホームレスとアキバ系を足して2で割ったような外見の変人男がいたのを思い出した。
この歌のような女性が現れれば彼も恋愛格差の最底辺から抜け出せるだろうが、現実にはそんなマニアいそうにない。
やっぱり、彼女を作りたいなら趣味の変わった女性を探すより、自らのルックスを改善する努力をするべきなんですよ、男性の皆さん。
#24 Because/GARO