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「ここにずっといたい」とゴネる同行者Βを引っ張ってアクロポリスを後にし、丘を下りて北西にある古代アゴラ(Αρχαια Αγορα アルヘア アゴラ)へと向かう。アクロポリスとは隣接しているので、経路によってはアクロポリスに行く途中に見られるかも。
古代アゴラ・ヘファイストス神殿・アタロスの柱廊博物館は全てアクロポリスの共通券で見られる。入場料を払わないので得な気分。
↑緑あふれる古代アゴラ
アゴラで緑を楽しんだ後、奥にあるヘファイストス神殿(Ναος του Ηφαεστιο ナオス トゥ イファエスティオ)へ。ここはパルテノンほど大きくはないが、保存状態がよい。いかにもギリシャの神殿って感じであるが、あまりにもきれいなので数千年前に建てられたと聞いても実感がわかない。
↑正面から見た神殿
↑神殿内部の天井には、浮き彫りがしっかりと残っている
↑側面の柱。いわゆるエンタシス。
ヘファイストス神殿から来た道を戻り、アゴラ入口に近いアタロスの柱廊博物館(Μουσειο Αρχαιας αγορα ムシオ アルヘア アゴラ)を見る。古代アゴラで発掘されたものはほとんどここにあるそうだ。
↑博物館の外観。ハーモニカみたい。
↑博物館の入口
↑「柱廊博物館」の名前の所以
話を戻して、博物館に入ろう。ここもカメラ・鞄ともに持ち込み可だ。
展示の内容はよく覚えてないが、特に目を引いたのはこれ。
↑「テミストクレス・デアデーイオス」と書いてあるっぽい
世界史をやった方、見覚えがないだろうか? そう、アテネの政治家クレイステネスが制定したオストラシズム(陶片追放)で使われたオストラコン(陶片)である。残念ながら山川の教科書に載っているものではなかったが、よく似ている。
クレイステネスやオストラシズムに関してはこちらのサイトを参照してください。
「世界史講義録[古代ギリシア]」
博物館内部は土器など出土品が多かったが、外の柱廊の間には石像が展示されている。
↑流線が美しい「空飛ぶニケ」