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2006年3月4日(土) Page1

(20) コリントス運河  (21) ミケーネ遺跡  (22) アトレウスの宝庫


(20) コリントス運河

本日はマリソルで申し込んだオプショナルツアー「アルゴリス1日観光」に参加する。一度はペロポネソス半島に足を伸ばしてみたかったが、個人旅行だと交通の便が悪いので、3遺跡を回れるこのツアーに参加することにした。

ホテルに迎えが来るのは7:30なので、のんびり寝てもいられない。昨日同様、7時のオープンと同時に朝食を食べに行く。

時間になってもまたバスが来ないが、「どうせ遅れるんでしょ」とみんな悠々と構える。案の定、10分遅れでバスが来た。

今日の日程は、
コリントス運河(休憩) → ミケーネ → エピダヴロス
となっている。ミケーネとエピダヴロスの間では昼食が出るので、楽しみだ。ムサカが食べたい。

このツアーでは英語のガイドがついて、色々解説などしてくれる。バスの中でもオリーブとか神話とか色々しゃべっていたようだが……すみません、前日の疲れでほとんど寝てました。
英語と言えば、ギリシャ神話の人名は英語読みされるとだいぶ感じが変わる。一例を挙げると

ゼウス (Zeus) → ズース
ヘラ (Hera) → ヒーラ
ハデス (Hades) → プルートー(※ プルートーはローマ神話での呼び名であり、Hadesを英語読みするならヘイデスになる。)
テセウス (Theseus) → シーシアス
ヘラクレス (Hercules) → ハーキュリーズ(ちなみに、フランス語読みはエルキュール。あの名探偵のファーストネームでもある)
などなど。スペルなら分かるのにどうしてこんな読みが変わるのだろう。
「嘘だろう」と思う人、ディズニー映画「ヘラクレス」を字幕で見てみてください。人名さっぱり聞き取れませんから。(余談だが、あの映画自体は、ストーリーが原形とどめていないので私は嫌い。なんでハデスが悪役なわけ? 主題歌の"Go the Distance"など曲は好きなんだけどねぇ)

 

居眠りしているうちに最初の目的地、コリントス運河(Κορινθος)に到着。ツアーはこういうところ楽でいいね。
ただし、時間が15分しかないので運河しか見られず、コリントス運河までは足を伸ばせないのが難点。時間制限があるのがツアーの難点だ。

コリントス運河1   コリントス運河2

↑橋から撮ったコリントス運河の両側

 

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(21) ミケーネ

写真を撮ったりトイレに行ったりしているうちに時は過ぎ、またバスに揺られて次の目的地ミケーネ遺跡(Μυκηναι)へと運ばれる。このミケーネって地名、古代読みはミュケーナイ、英語読みはマイシーネと、色々変わりすぎ。

ガイドの説明を聞いた後、獅子の門や円形墳墓を見る。

獅子の門

↑ミケーネ名物「獅子の門」

 

円形墳墓

↑円形墳墓。発掘中とかで入れない

 

数十分の自由時間が与えられたので、遺跡を探検する。
ギリシャの遺跡の常だが、ここも高台にあって坂の連続。もう3日目なので疲労が出始め、歩きたくない。一体こっちに来てから何度坂を上っただろう。

ミケーネ全景

↑高いところから撮ったミケーネ全体

 

遺跡には入口があったが、中が真っ暗でこわい。数歩だけ入ってみたが、出てこれなくなりそうなのでやめた。入りたい人は懐中電灯を持っていくように。

洞窟への入口

↑遺跡の入口。ご覧の通り、真っ暗

 

もっと色々回りたかったが、時間制限があって厳しかった。博物館にも行ったが、10分しかなかったので軽く見て終わってしまったし。

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(21) アトレウスの宝庫

墓を見た後、バスで同じくミケーネにあるアトレウスの宝庫(Ατρεαις)へと移動。
アトレウスというのは、トロイア戦争の総大将となったアガメムノーンの父であり、『イリアス』でもアガメムノーンや弟メネラオスを「アガメムノーンの子(ら)」と呼んでいる。ちなみに、アガメムノーンの子供にはエレクトラ(「エレクトラ・コンプレックス」の語源)やオレステスがいる。
アトレウス一族に関する神話のエピソードはむごい(てかグロい)モノが多い。それはアトレウスの父ペロプスがズルをして花嫁を手に入れ、花嫁の父や共犯者から呪われたせいとも言われている。例えばどんなのがあるかというと、(気持ち悪い話なので以下伏字)
アトレウスの父ペロプスはその父親タンタロスにシチューにされてしまうし、アトレウスは弟と妻が不倫したことを知ると弟の息子達をやっぱりシチューにして弟に食わせちゃうし、アガメムノンも娘を生贄にしたり、それで妻の恨みを買ってトロイア戦争後暗殺されちゃう。で、その妻クリュタイムネストラは息子オレステスに殺される。ほんと呪われてますね。

(参考文献:曽野綾子・田名部昭『ギリシアの英雄たち』

 

↑ミケーネ遺跡の入場券

ここは宝庫(ギリシャ語でシソーラス)といっても空っぽで、大きな空洞しか残っていない。
中でガイドが色々説明してくれたようだが、上の空で全然聞いていなかった。高さも言っていたが、フィートで言われても全然分からない。

アトレウスの宝庫

↑三角形が特徴の、アトレウスの宝庫

 

宝庫内部

↑中は真っ暗

 

遺跡の上

↑遺跡の上には緑が

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