キャッツカフェで売ってる中で一番でかいパフェ。
特製ガラスバケツで、容量はなんと4,000ml。お値段も約4,000円だ。1ml=1円計算なのだろうか。
キャッツカフェは静岡・愛知を中心とする洋食のチェーンであり、都内には大崎にしかない。というわけで、同志3人を引き連れて人もまばらなゲートシティ大崎へと突撃してきた。
店頭にあった見本の大きさにややビビり、ピッチャーサイズ(1,800ml)の「ネバーギブアップ」にしようかと思いかけたが、わざわざ大崎まで来て最強の敵に挑まなかったら意味がないし、YHM氏いわく「ネバーギブアップは3人で食べて物足りなかったですよ」とのことなので、予定通り4人でアンビリーバブルに挑戦することに。
で、席に着いて、笑顔でアンビリーバブルを注文する。店員が少しは驚くかと思ったが、全くの平静でつまんないの。きっとこれ目当ての客がたくさん来るのだろう。
頼んだはいいが、なかなか出てこない。10分以上待たされただろうか。
その間、YHM氏のネバーギブアップ完食写真などを見て楽しむ。
で、待ちくたびれた頃、ようやくバケツパフェが到着。
いやぁ、本当にでかいですね〜。普通のパフェは細長いので、高さがあってもそれほど大したことはないのですが、これはバケツなのでハンパじゃありません。
見て大いに不安にかられる4人。こういうのは考えたって始まらない、玉砕あるのみだ。
ひとまず、こんなでかいスイーツの塊を目にするのはこれが最初で最後だろうから、3分くらいひたすらバシバシ写真を撮る。もったいなくて誰もスプーンを入れられない。
スプーンといえば、ビッグパフェを頼むと特製スプーンと取り分け皿がついてくる。スプーンは細長く、柄に鐘がついていて可愛らしい。食べ飽きたときに振って楽しむのだろう。
パフェを観察すると、最上段がミルフィーユ、チョコケーキ、シュークリーム、フルーツいろいろ(パイン、キウィ、イチゴ、ラズベリーなど)、プリン、生クリーム、ピコラ、ゴーフル。
その下は生クリームとアイスでホワイトアウトしていて、遭難しそうな予感。食べてみて分かったが、ここはただのアイスではなくスポンジケーキも混ざっていて、かなり手ごわい。
一番下はパフェの定番、コーンフレークだ。甘くないので嬉しい。これがトッピンチョコとかなら死ぬよなー。
……それにしても、こんなでかいもんが運ばれてきてんのに、周りの客が無反応でつまんない。都心の人は冷たいなぁ。
最初10分(最上段のあたり)は「おいしい〜」「楽しい〜」と余裕綽々だったが、トッピングがなくなったあたりから雲行きが怪しくなる。
かといって、食べ始めが遅かったせいもあってアイスはどんどん溶けてゆく。ゆったりのんびりというわけにはいかないようだ。
こんな小さなスプーンでは埒が明かないと、置いてあった普通のスプーンでアイスを大量に取り分け始める。
3分の2あたり掘り進めたところで、アイス&生クリームが白い悪魔に思えてくる。冷たいというのがまずつらい。暖かい飲み物がないと非常に苦しい戦いとなる。
アイスって食べてもおなかいっぱいにならないくせに、どうしてこう拒絶反応が出るのだろう……?
このあたりで、取り分け皿が溶けたアイスでぐちょぐちょになってしまう。できれば2皿ずつくれると良かったんだがな。。。パインの皮とか置くとこなくて困ったよ。
辛くなってきたので、アイスは溶けるに任せてコーンフレークにとりかかる。
ここのコーンフレークは、何かのソースがかかっていて美味。アイスは入らなくてもコーンフレークは別腹だと悟った。
半分くらい食べたところで挫けそうになったが、幸いアイスも溶けて体積も減り、なんとかほとんど食い尽くすことができた。さすがに、飲み干す勇者はいなかったが。。。
結論としては、5人いればもっと楽に食べられたかもしれないが、少ない人数で挑戦することが若さゆえの蛮勇を表しているようでいい、ということだ。
最後に、参加者の皆さん、お疲れ様でした。わざわざ遠いところまで付き合ってくれてありがとう。
〈おまけ〉
ネットで情報収集をしていたら、女性5人で楽しく完食する動画を見つけた。参考にどうぞ。最後まで楽しそうでうらやましい。
静岡第一テレビの動画配信サイト[ダイあいチャンネル] > おもしろチャンネル > 「アンビリバボー!!」なパフェ!?
〈2007年4月14日追記〉
YHM氏から感想文が送られてきたので、転載します。
実は今思い返すともう一度食べたいです。なんか意外にも「おいしかった・・・」という記憶が強いです。コーンフレークが美味だったのが強いのか!?
まあ確かにあの日の帰り道はアイスで胃が波打っており、嘔吐寸前で「もう一度食べたい」なんて決して思えなかったことは事実ですが・・・
5人で行けば絶対美味な記憶のまま楽しく帰途につけますよ!
というわけでまた食べたく思います。
次は頂上にのっていたミルフィーユを食べます。
〈2009年3月22日追記〉
数年ぶりに行ってみたら、全体的にグレードダウンしていて悲しかった。
2009年1月にリニューアルしたらしい。
しかも400円値上げしてるし。
ホットペッパーのクーポンで20%OFFになったから、実質4000円だけど。
キャッツカフェ 大崎店(ホットペッパー)
写真提供:いおたさん
原料高のせいか、上に乗ってるものがボリュームダウン。
前はケーキがごちゃごちゃ乗ってたのに、薄っぺらいレアチーズケーキ1切れに。
残りはオレンジ、グレープフルーツ、パイナップル、ミニ雪見大福、バナナ、マシュマロ、団子、プチシュー、キウイ、イチゴ(1個だけ(涙))、メロン、チョコアイス、抹茶アイス、薄っぺらいロールケーキ。
黒い粒はブルーベリーかと思いきやチョコレートだった。
凍ってるせいか味がしない……。
その下は生クリームがどっさり。
前回同行したYuさんによると「量が増えて味が落ちた」とのこと。
白いアイスの層は、前回はスポンジ(クランブル)が入っていてボリューム感があったが、アイスの塊になった。
スポンジは中央にココア色の塊があるだけ。
シロップか何かが染み込ませてあるが、冷たくて味が分からない。
ここは寒い。遭難しそう。
脇のキウイは厚さ1cmもなくてケチってる感が……。
下はコーンフレーク。
生クリームやアイスを単独で食べるのはつらいので、さっさと掘り進めてフレークと混ぜながら食べるのをお奨めする。
全体の量は変わっていなかったが、具が減ったせいか、2回目のせいか、前回のような感動は得られなかった。
質としては渋谷スウェーデンのロッキーマウンテンのが上な気がした。
下北沢の「ぶーふーう」で630円。場所はこの地図の右上あたり。
中身はソフトクリームが大半。
生クリームはなかったように思うので、生クリーム苦手な人は是非。
シャノアールのジャンボパフェに似ているが、あっちの方が味付けがしっかりしている。
種類はストロベリー、チョコレート、バナナ、メロン、キウィ、オレンジ、ブルーベリー。(もっとあったかも)
今回はキウィを注文。
容器は中ジョッキ。
ジョッキの2倍の高さにソフトが盛ってある。眺めてると溶けてたれてくるので注意。
なお、てっぺんにはさりげなくアーモンドスライスがトッピングされている。
ソフト自体はまあまあ(普通)だが、キウィソースがイマイチ。
キウィの味が全くせず、ただすっぱいだけ。むしろ青リンゴに近い。だめじゃん。
モーモーパフェとアンドナンドのドーナツ食った後に2人で挑戦したが食べ切れたので、普通は1人で食べるもんだと思われる。
アジアンキッチンで1700円くらい。
誕生日だと無料だが、前日までに予約しないと金をしっかり取られる(; ;)
まぁ、今回はぐるなびのクーポンで1人500円引き×3人でパフェ分ぐらいは安くなったから、よしとしてやるか。
パフェの常で花火つき。こういう花火ってどこで買えるんだろう?
構成は、
1段目:フルーツ(メロン?)とバニラアイスアイスより生クリームの方が多いので、生クリーム大好きとか、冷たいものが苦手な人におすすめだ。
2段目:大量のコーンフレーク+黄桃などの缶詰角切りフルーツ
3段目:バナナ+生クリーム+バナナ風味のスポンジ(??)
4段目:またコーンフレーク
5段目:ストロベリーソース+コーンフレーク
サイズは25cmくらいか。
全部がガラス容器に覆われているので、テーブルに置くとだいぶ迫力がある。
3人でチキンサラダ+タコライス+ベトナムピザを平らげた後に、程よくおなかに収まったので、見た目の迫力に反して食べやすいようだ。
率直な感想としては、コーンフレーク多過ぎ。上の方なんてただフレーク食べるだけだ。
思うに、フレークはかさがあるので、見た目よりは分量は少ないんだろうな……。