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2006年3月8日(水) Page1

〈ホテル〜イドラ島〉  (32) イドラ島   〈イドラ島〜ポロス島(昼食)〉
ホテル〜イドラ島

今日は、サロニコス湾1日クルーズに参加する日だ。青い空、エメラルドグリーンの海、爽快な潮風……になるはずが、朝から!! しかも寒い!! なんでこういう日に限って天気予報当たるんだ! 昨日あんなに晴れてたのに中止しやがって。

いっこうに中止の電話がかかってこないので、ちゃんと7時前に支度をしてスタンバイ。迎えは7:05なので7時OPENと同時に朝飯を食うつもりだったが、6:55に「もうすぐ迎えに行くから、ロビーで待っているように」と電話が。今まで遅れてたくせに、なんでこういう日に限ってちゃんと来るんだ。なんか朝からついてないぞ今日は。

ほんとに定刻にバスが来て、雨の中ピレウス港(Πειραιάς)へ。船どころかバスでも電車でも回転椅子でも酔う私は、乗車前に酔い止めを服用しておく。
船によっては酔い止めを常備しているものもあるが、海外のはやっぱり効かないので(ケアンズで実証済み)、心配な人はちゃんと日本から持参するように。

ガソリンスタンド

↑ギリシャのガソリンスタンド。日本のとたいして変わらない

 

ピレウス港に着くと、写真を撮る間もなく船に乗せられる。風があるせいか、停泊中なのに船は大揺れ、私もう酔いそう。ガイドブック読んで予習なんかしてる場合じゃない。
日本人はみな2階に押し込められ、ヨーコといういかがわしさ120%の自称日本人(色黒、化粧濃し)の説明を聞くハメに。「〜シテネー」って、こっちはコドモじゃないんだぞ。なんかむかつく。
しかも、2階のウェイターがセクハラオヤジで、女の子たちに抱きついていた。彼女たちはキャーキャー喜んで写真を撮るもんだから、図に乗って私にまで抱きついてきた。これだから日本人は西洋人からバカにされるんだ。2階にはバカ高い免税品売り場まであるし、明らかに日本人をカモにしたクルーズだ。我々のような貧乏個人旅行者が来るところではなかったようだ。さすがの私も後悔。

日本人ツアーのノリについていけず、トイレに行く振りをしてこっそり1階に逃げ出すと、「さぁ皆さん、今日は思いっきり楽しんでくださいねー!」「パチパチパチ」(拍手)と、なにやらこっちの方が楽しそう。窓際のいい席も空いていたので、同行者たちを呼んで下でずっと音楽(やっぱり古いポップス)を聞いていた。途中日本人が捕まって歌わされていたが、なぜかKiroroの「長い間」をリクエストされ、まともに歌えなくて盛り下がっていた。あーあ。その後は客参加のダンスがあったが、舞台が中央なのであれじゃ晒し者だ。行かなくてよかった。

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(32) イドラ島

2時間弱くらい不快な思いをして、ようやく船は最初の寄港地イドラ島(Υδρα)へ。δは'the'のthの発音と同じ/ð/だから正確にはイズラだろうか。
降りてみて、幸い雨は降っていなかったが、寒い。とにかく寒い。真冬並みだ。パーカー1枚の同行者たちは凍えそうになる。今日のクルーズに参加することを一番強く主張したのは私なので、とっても申し訳ない。

イドラ島の港

↑イドラ島到着。みんな寒そう。

 

イドラ島の街並み

↑寒さのせいか、街も閑散としている

 

イドラ島での停泊時間は1時間半。このクソ寒い中、何をしてすごせちゅーねん。じっとしてると歯の根もかみ合わなくなるので、とりあえず街並みを歩く。

イドラ島では車の乗り入れが禁止されていて、主な交通手段はロバだそうだ。そのせいか街路もとても狭く曲がりくねっている。迷路のようになってはいるが、吹きすさぶ突風には何の役も立たないようだ。

イドラ島のロバ

↑交通手段であるロバ君たち。やっぱり寒そう

 

イドラ島の路地

↑桜みたいな花も咲いていたが、とにかく寒い

 

港を出て右手には大砲がある。独立戦争時には島々の海賊が活躍したと聞いたが、ここもそうだったのだろうか。
……と考えているような心の余裕はそのときはなく、ただただ寒かったっけ。少しでも体を温めようと、ひたすら体を動かしていたような。

岬の大砲

↑右手側にあった大砲。このまま撃つと街にあたるのでは?

 

天気はクルーズには最悪だったのだが、大砲岬(仮名)から空を見ると雲の流れが早く、だんだん明るくなってきてるような気がする。そこで、同行者Βと賭けをした。もし次の島までに晴れたら、最後のエギナ島で名物のピスタチオアイスをおごってもらうと。同行者たちは「まさか〜」と笑い飛ばしていたが、イギリスに1ヶ月滞在して1滴も降られなかった晴れ女の実力を甘く見てはいけないぞ。

岬から反対側を見る

↑大砲岬から見た島の向こう側。ちょっと空が明るくなっているような……?

 

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イドラ島〜ポロス島(昼食)

とにかく寒いし、特に観光名所もないので、30分以上早く船へと帰還する。次のポロス島までの1時間強のクルーズで昼食が出るので、楽しみだ。

酔わないように窓際を確保しようとしたら、昼食時は席が決められているらしい。窓際はぜんぶツアーのおばさん達で埋め尽くされ、我々はよりによって中央ステージそばに知らない人たちと座らされてしまった。

高い金(80ユーロ)払っただけあって、昼食は満足のいくものだった。2皿+デザートでおなかいっぱいになったし。ここしばらく昼飯を食わない生活が続いていたので、食えるだけでもありがたい。
まず1皿目はギリシャ料理の盛り合わせ。

ギリシャ料理

↑有名なギリシャ料理いろいろ

 

スパナコピタ(σπανακόπιτα):左にあるほうれん草のパイ。昨晩も食べたけど、ま、仕方ない。こっちのが皮が薄いな。

パスティッチョ(παστίτσιο):真ん中のやつ。ムサカのパスタ版とでも言うべきもので、短いマカロニが入っている。ミートソースのグラタンみたい。

メリザノサラダ(μελιτζανοσαλάτα):右下の白いクリーム状のもの。ナスのペーストとのこと。

ケフテデス(κεφτέδες:ギリシャ風ミートボール。外語祭のトルコ語料理店で食べたキョフテと名前も見た目も似ているが、同じ料理なのだろうか?

あと、これに丸いテーブルロールが2個とサラダがついていた。バターは専用のバターナイフがついてないので、普通のナイフでつけることになる。前に座っていた日本人はそれを知らず、スプーンでバターをつけてしまったのでデザートを食べられなかったようだ。恥をかいたり損をしないためにも、西洋に渡るなら事前にテーブルマナーを知っておくに越したことはないだろう。筆者はそんなに詳しくないので、以下のサイトを参考にしてください。
「パピヨンのホームページ:テーブルマナー」

 

西洋料理

↑2皿目。今度はふつうの料理

 

2皿目はわりと普通の西洋料理だ。もうパンは出ない。
メインは鶏肉で、付け合せに芽キャベツ、スモールキャロット、ジャガイモ。2皿食べるとけっこうおなかいっぱいになった。あとデザートにフルーツポンチがつく。飲み物は全て別料金だし超高いので、頼まない。食事中何度も売りに来てうざかったっけ。
〈2012年5月11日追記〉 余談だが、後でギリシャ人に聞いたところ、普段ギリシャ人はこういう料理は食べないらしい(特に芽キャベツ)。「イギリスのレストランの写真かと思った」と言われた。確かにイギリスで食べたクリスマスディナーによく似ている。

この「船内で食事」というものは、窓の外の海を見ながら食べれば優雅なんだろうけど、室内で揺られながら食べてもちっともうれしくない。むしろ気持ち悪い。こんなことなら、停泊中にさっさと食べてしまえばよかった。

食事が終わった後は、ダンスに捕まる前にさっさと2階へ逃げた。上では煙草の煙が充満していて、普段酔ったことのないの同行者Αまで気持ち悪くなって薬を使うハメに。気分転換にマジカルバナナをひたすらやっていた。

 

ポロス島に到着する少し前、甲板に上がってみた。

ポロス島付近

↑甲板からエーゲ海

 

どうやら、今回の賭けは私の勝ちのようだ。


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