奇食ハッチポッチ > 奇食 > デザート > クールン×3

 

クールン ×3

「クールン」という製菓材料をご存知だろうか。これは、牛乳さえあればレアチーズケーキが作れてしまうという、便利な商品である。先日、これを作ったので、皆さんに紹介したい。
なんで3個も作ったかと言うと、ひとえにチーズケーキ狂いのYKK氏のせいである。それは、何気ないメールから始まった。

管理人
『チーズケーキの素』ってのを発見したけど、食べる? いくつ買ってけばいい?」
YKK氏
「3個。オレが2個食べて、残りを2人(管理人とNTT氏)で分けて」
(この時点で、彼はケーキサイズが直径15cmだということを知っていた。念のため。

てなわけで、そのままノリで3個買ってYKK宅に突入。どうせ作るなら3種類(?)作ろうということで、色々混ぜてみた。

商品をご存じない方のために、クールンの作り方を簡単に挙げておく。

@ 砕いたクッキー(台座にする)をボウルに開け、牛乳5ml(小さじ2)を加えてしっとりさせる。直径15cmの皿にアルミホイルを張ったものに敷き詰める。
A 「チーズケーキの素」をボウルにあけ、牛乳100mlを加えて泡だて器で混ぜる。
B 先ほどのクッキーの上に注ぎ込んで、冷蔵庫で30分以上冷やす。おしまい。

 

a. ふつうのクールン (作成者:NTT氏)

ふつうのチーズケーキ

最初くらいは手順どおり造って見ようとのことで、いたって普通に作成。ちゃんと牛乳の分量も計量カップではかり、お皿に丁寧にクッキーを敷く。まともに作っただけあって見た目もまとも。ラップをかける際、少しついてしまったのが画竜点睛。可もなく不可もなく、といったところか。

 

b. さくら&ジャム クールン (作成者:管理人)

変なチーズケーキ

今度は私が作ってみる。お菓子はたまに作っているので、一番まともに作れるかと思ったんだけど……。奇食の血が騒いでしまい、なんか入れることに。ジャムの小さいパックがいっぱいあったので(YKK氏のお母様がいつもホテルからパクっては送ってくるらしい)、とりあえずそれをクッキーの上に塗りたくる。それから、吉祥寺「さくら茶屋」(さくら料理専門店)の「さくらチーズケーキ」をイメージして、さくら茶を載せてみる。といっても、適当に放り投げたので、見た目汚い。
食べてみたところ、予想を裏切り一番まずかった。どうも、さくら茶がいけなかったらしい。実は、さくら茶ってこぶ茶みたいな味で、花はそのまま食べれないくらい塩漬けになってるんだよね。。。ひとまずさくらを除けてみたけど、塩がチーズに残ってしまった。
チーズの硬さはOKだったから、私の技能に問題はなかったはず(と思いたい)。味比べをした際、野菜炒めとサニーサイドアップ(いわゆる目玉焼き)くらいしか作れない友人どもよりうまく作れてなかったのはなんかむかつく。

 

b. 黒ゴマ豆乳 クールン (作成者:YKK氏)

変なチーズケーキ

最後はYKK氏の作。クールンに「黒ゴマ豆乳」(豆乳を粉末にしたもので、見た目は黒ゴマきなこと変わらない)を入れてみる。ここまでは普通だったのだが、YKK氏は超めんどくさがりなので計量カップを使わず、目分量で牛乳を投入。どうみても70ccくらいしか入ってなかったが、そのまま続行。結果として、他のよりポソポソした感じのができあがってしまった。
絶対まずいだろうと思ってみたが、意外なことに、3つの中で一番おいしかった。牛乳少ないと、固めにできるのでチーズバーみたいだし。YKK氏は大威張りしていたが、あれはたぶんビギナーズラックである。

 

〈2006年1月29日追記〉 本文とはあまり関係ないけれど、簡単でおいしいベイクドチーズケーキが焼けるレシピを発見したのでリンク張っておきます。自分でも作ってみましたが、大満足の出来でした。
Zakkin's Homepage 「ベークドチーズケーキ[簡単レシピ&作り方]」


←前のページ(デザート編1)へ  このページのトップヘ↑  次のページ(デザート編2)へ→  奇食インデックスヘ  トップページヘ