まだ10:30だが、飛行機の出る3時間前(12:20)には空港に行っておきたいので昼食にする。場所はシンタグマ広場のNEON(ネオン)。ギリシャにたくさんあるファーストフード・レストランとのことだ。どんな店であれ、ツアー以外では最初で最後の昼食に心躍る。
店ではスブラキ、パスタ、サラダなどが売っていると聞いていたが、時間が早すぎてスブラキはまだ焼けてなかった。残念。
この店はバフェテリア方式になっていて、自分の食べたいものをトレイに取り、レジで代金を支払う。昔TDLにあったスモールワールドレストランもそうだったな。あと学食も。懐かしい。
私が買ったのは以下の通り。
↑ネオンで買った昼食と、そのときのレシート
グリークコーヒー(ελληνικό エリニコ) 1.95ユーロ:
ギリシャのコーヒー。ドロッとした粉が下にたまる。トルココーヒーと同じらしい。何か独特のスパイスが効いていて、私はあまり好きじゃなかった。あと、砂糖入れない方がよかったみたい。
なお、コーヒー類には小さなクッキー(カップの右)が付いてくる。これは紅茶味で、なかなか美味しかった。
カセロピタ(κασερόπιτα) 1.60ユーロ:
チーズの入ったパイ。これはふつうの味。甘い系ではなくてよかった。
エクメク(εκμέκ) 2.50ユーロ:
名前がギリシャぽいから買ってみたケーキ。ギリシャ菓子の例に漏れず、ひたすら甘い。ビシャッとしたスポンジケーキ(シロップ漬けか?)の上3/5くらいが生クリーム。私はクリーム苦手なので、半分くらい同行者達に食わせたが、やっぱり食後ちょっと気持ち悪くなった。
なお、こちらのサイトによると、エクメクというのは「シュレッダーにかけたカダイフィ、カスタード、クリームの3層からなるデザート」らしい。うげー、高カロリーの塊って感じだ。
ほか、natural water とcold waterがセルフサービスで置いてあった。naturalはミネラルウォーターかと思ったが、比較してもcoldとの相違点を見出せなかった。
〈2012年5月11日追記〉
NEONという店に行ったんだと思っていたのだが、レシートを見るとグリゴリス(ΓΡΗΓΟΡΗΣ)という別の店の名前が書いてある。しかし店の看板と紙ナプキンにはNEONと書いてある。謎だ。
ちなみにグリゴリスはギリシャで人気のコーヒーチェーンなんだそうだ。
腹も膨れたし観光もし尽くしたので、空港に向かう。今回も行き同様バスだ。
ホテルに戻ってチェックインを済ませた後、シンタグマ広場に行ってチケットを買う。
↑シンタグマ広場のチケット売り場
12:25発のバスに乗り、空港まで揺られていく。このギリシャ文字溢れる街並みとももうすぐお別れか。さびしい。どうして日本ではギリシャ語がメジャーじゃないんだろう。今のうちに、なるべく目に焼き付けておく。
↑エレフセリオス・ヴェニゼロス空港入口
↑真紫が目にまぶしいチケット(個人情報保護のため、名前欄にはモザイクかけてます)
↑我々が乗るのはTG 947便
↑航空券カウンター。やたら横長
ついでに空港内もちょっと探検。ミュージアムまであった。空港を造るところを掘ったらゴロゴロ出てきたそうだ。さすが。
↑空港内の博物館。入場無料だが中は撮影禁止
審査を無事通り抜け、待合室まで来た。あとは飛行機に乗るだけだ。
↑ゲート前のロビー
↑天井はデザインなのか手抜きなのか、梁が丸見え