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2006年3月3日(金) Page3

(15) 英国教会  (16) ロシア教会  (17) 戦争博物館


(15) 英国教会

ザッピオンの西、アマリアス大通りを越えたところに静かに佇むのが、英国教会(Αγγλικανικη Εκκλησια アングリカニキ エクリシア)である。セントポール教会という正式名称がある。ポールと聞くとビートルズが浮かんでしまうが、Paulとはパウロのことらしい。落馬する人でいいんだっけ?

ここは入場できないので外から見るだけ。あまりおもしろくない。

英国教会

↑こじんまりとした英国教会

 

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(16) ロシア教会

英国教会のそば、細い路地を入ったところにロシア教会(Ρωσσικη Εκκλησια ロシキ エクリシア)がある。英国教会は細く白くやや病弱な印象だったが、こちらは褐色でどっしりとしていて、ふくよかな印象を与える。

 

ロシア教会 その2

↑ドームが印象に残る

 

こちらは中に入ることができた。入口にはロシア語、ギリシャ語を初め数ヶ国語で案内が書いてあった。教会はタンクトップ、ミニスカートなど肌を露出する服では入れないんだそうだ。これがメテオラになると、女性のパンツルックまで禁止となり(腰にスカートを巻けばOK。写真は3月6日の旅行記参照)、アトス山に至っては女性立ち入り禁止である。

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(17) 戦争博物館

今度は、ロシア教会から国立庭園を越えて東に歩く。次の名所、戦争博物館(Στρατιωτικο Μουσειο ストラティオキコ ムシオ)に行くためだ。これはコロナキ地区にあり、ベナキ博物館ビザンチン博物館など多くの博物館が集中している。
この博物館は屋外に軍用機が4つほどあるので、すぐ分かる。同行者Βが乗りたそうに飛行機をじーっと見ていたが、歳を気にしてか実行には移さなかった。

戦争博物館

↑軍用機が目印の戦争博物館

 

この博物館は「戦争」というだけあって、色々な武器・兵器が展示されている。なぜか日本の武士の鎧まであった。
なお、2階は2006年3月現在、改装中で入れない。料金はいつ行ってもタダ。

私は戦争より平和が好きなのであまり興味はなかったのだが、中世の武器コーナーは映画「ロード・オブ・ザ・リング」「ナルニア国物語」に出てくるのとそっくりだったので、そこだけ一生懸命見ていた記憶がある。
でもそれより、この博物館で印象に残っているのは……トイレに行きたかったということである(地下にあります)。今までずっと見るだけの観光をしていたので、建物に入るチャンスがなかった。公衆トイレもあるにはあるのだが、0.75ユーロもとられる。観光するときは、こういう自然の摂理も考慮にいれねばならない。ツアーコンダクターは大変だな。

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